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初心者必見! 仮想通貨 トラベルルール を分かりやすく解説【2025年最新】

仮想通貨(暗号資産)の入出金において、2023年6月1日の法改正で、 仮想通貨 トラベルルール の実施が義務付けられました。

オンラインカジノで遊ぶ場合には仮想通貨の入出金が主流化してきていますが、トラベルルールを理解していないと、思わぬトラブルで入出金で資金を失ってしまう可能性があります。
この記事ではトラベルルールとは何か、また入出金の際に気を付けるべき点を分かりやすく解説します。

仮想通貨 トラベルルール とは

トラベルルールとは、「暗号資産・電子決済手段の取引経路を追跡することを可能にするため、暗号資産交換業者・電子決済手段等取引業者に対し、暗号資産・電子決済手段の移転時に送付人・受取人の情報を通知する義務」というルールです。
簡単にいうと、ユーザーは仮想通貨を送金する際に、送金元および送金先の情報提供が必要ということです。

仮想通貨 トラベルルール の改正とその背景

なぜ仮想通貨のトラベルルール実施が義務付けられたのでしょうか?
法改正の目的を解説します。

仮想通貨 トラベルルール 改正の目的

トラベルルールは「犯罪による収益の移転防止に関する法律 第十条の三、第十条の五」で定められているルールで、その名の通り、テロリストや反社会勢力を含む犯罪者が、仮想通貨の送金といった電子的な資金移転システムを利用することを防ぐとともに、そのような用途で利用された際に追跡ができるようにすることを目的としています。
マネーロンダリングやテロ資金として利用されることを未然に防止するためだといえます。

国内外の適用状況

トラベルルール は金融活動作業部会(FATF)が「マネーロンダリング及びテロ資金供与対策」についての国際基準において、各国の当局に導入をもとめているものです。

2024年1月時点の情報では日本に加え以下の国が通知対象国となっています。

アメリカ合衆国、 アルバニア、 イスラエル、 カナダ、 ケイマン諸島、 ジブラルタル、 シンガポール、スイス、 セルビア、 大韓民国、 ドイツ、 バハマ、 バミューダ諸島、 フィリピン、 ベネズエラ、 香港、マレーシア、 モーリシャス、 リヒテンシュタイン、 ルクセンブルク、アラブ首長国連邦、インド、インドネシア、イギリス、エストニア、ポルトガル、ナイジェリア、バーレーン

上記に加え、今後はさらに対象国は拡大していく見込みです。

ユーザーの視点から見た 仮想通貨 トラベルルール

仮想通貨の入出金や送金において、ユーザーはどのような影響を受けるのでしょうか。

個人への影響と対応

まず留意しておきたいのは、トラベルルールの影響範囲は仮想通貨の送金・受け取り・入出金に限られます。
そのため、取引所から仮想通貨を出し入れしない売買や現物・先物トレード、そして銀行との日本円入出金は今まで通り行えます。

トラベルルールの導入で、ユーザーが知っておくべきことが4点あります。

仮想通貨 トラベルルール は対応技術が2種類あり、互換性がない

トラベルルールの対応技術に「TRUST]と「Sygna」があり、取引所によってどちらかの技術を採用しています。
そして、相互に互換性がないため、TRUSTを採用している取引所からSygnaを採用している取引所への送金ができません。逆もしかりです。

送金可能な仮想通貨が限定的になる場合がある

TRUSTを採用している取引所では、たとえばLSK(リスク)という通貨は対応しておらず送金できません。
TRUST同士でもできないため注意が必要です。

個人ウォレットには 仮想通貨 トラベルルール は適用されない

トラベルルールは仮想通貨取引所間の送金に関するルールのため、MetamaskやTrust Walletといった個人ウォレットには適用されません。
そのため、TRUST/Sygnaどちらの技術を採用している取引所からも、個人ウォレットあてには送金可能です。

送金先の情報を知っておく必要がある

送金時に、送金先のアドレスやサービス名(bitFlyer、MEXCなど)、受取人種別(本人への送金、本人以外の場合はその詳細)、送金目的(投資運用、支払いなど)を登録する必要があります。

国内・国外取引所の 仮想通貨 トラベルルール 対応一覧

TRUSTを採用している取引所

国内取引所 Coincheck
bitFlyer
SBI VCトレード
海外取引所 Kraken
Coinbase
など

Sygnaを採用している取引所

国内取引所 GMOコイン
DMM Bitcoin
Bitpoint
bitbank
BitTrade
Line Bitmax
OK Coin Japan
SBI VC
海外取引所 MEXC
など

おすすめの国内取引所OK Coin Japanについてはこちらの解説記事も参考にしてみてください↓

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送金時のルール適用

最後に、送金時に資金を失わないためのポイントをまとめます。
下の図も参考にしてみてください。

仮想通貨 トラベルルール 対応表
引用:https://the0ries.com/binancejp/

・国内取引所および海外取引所で送金する際は、TRUST同士、Sygna同士でしか送金できない
通知国以外の取引所はTRUST・Sygnaどちらからも送金OK
例:Coincheck⇔coinbase TRUST同士なので◎
Coincheck⇔OK Coin Japan TRUST⇔SygnaなのでNG

・個人ウォレット(Metamask、Trust Wallet、Phantom Wallet)などへはどの取引所からも送金できる

まとめ 仮想通貨 トラベルルール を理解しておけば入出金も安心

仮想通貨のトラベルルールは、仮想通貨の送金に係る決まりです。

オンラインカジノや海外取引所での現物取引、FXで仮想通貨を増やして、出金のために国内取引所に送金しようとして、TRUST/Sygnaで対応していない取引所に送金してしまう・・といったトラベルもたまにみられます。
他の取引所などへの入出金時には、その取引所がトラベルルールに対応しているか、どの技術を採用しているのか、対応していない場合も送金できるか?といった点を今一度確認するようにしましょう。